安定動作の4要素

安定動作の4要素

安定動作の4要素とは

ポージングの動作を安定的にする4つの要素をこのように考えております。

  1. 骨の配置
  2. 筋肉
  3. 神経伝達
  4. 意識

この要素の観点から動作の改善へのアプローチを考えていきます。

目次

アプローチ

通常ポージングレッスンというと、
4の意識でポーズの形を変えていこうとします。
ただ、それだけでは改善に限界があります。
4以外の1~3に着目していく必要があるんです。

1. 骨の配置へのアプローチ

骨の配置にエラーがある、つまり、骨が歪んでいたり、ずれている人は動作をするとコリコリ言ったり、パキポキなったりしますよね?この人はスムーズに引っ掛かりない安定的な動作ができるでしょうか。

ひっかかりがないように、骨の配置を変えていくエクササイズを行います。

当然、その骨につく筋肉のバランスが大きく影響してきますので、2の筋肉へのアプローチが多いに関わってきます。

骨は連鎖的に動いていくため、肩の配置が悪かったら肩だけ見れば良いわけではなく、周囲の骨、そのまた周囲の骨と見ていく必要があります。

2. 筋肉へのアプローチ

筋肉が硬くなっている人はその部分を上手に使うことはできません。

どこが硬くなっているのかを把握して、硬くなっている部分をほぐしたり、ストレッチをかけていくことで、修正をかけていきます。

ただほぐしたり、ストレッチするのではなく、なぜそこが硬くなっているのかも追及する必要があります。1の骨の配置かもしれませんし、3の神経伝達に影響があるかもしれません。

3. 神経伝達へのアプローチ

1と2のアプローチにそれぞれ繋がっています。

その偏った骨の配置と、筋肉により、脳からの動作の指令が正しくいかず、神経伝達もうまくいかずにいるようです。

簡単にいうと、脳のクセがあると言ってもいいと思います。この自分自身の脳のクセがあるということを認識していただき、修正をかけていきます。

ピラティスマシンなどを活用して、脳のクセを直していくアプローチをかけていきます。

4. 意識へのアプローチ

通常のポージングレッスンでの主なアプローチです。

「肩が上がってるから、下げるように意識しましょう。」
「もっと肘を前に』

大事なことではありますが、人間の脳は、一度に複数処理することができないので、意識による修正は非常に難しいです。M2 Posing Lab. では、1〜3のアプローチを重要視してポージング動作の改善に努めています。

具体例 〜肩をさげて〜

肩を下げてといくら意識をしても肩甲骨は上がってすくんだようになる人も多いはずです。
これは、下記のようなことが考えられるでしょう。

肩が上がる理由

  1. (骨の配置)肩甲骨が正しい配置にない
  2. (筋肉)首周りの筋肉が緊張している&肩甲骨の下の方の筋肉が弱い・使われてない
  3. (神経伝達)腕の動作の脳からの指令がうまくいってない

肩が上がる理由の深掘り

なぜ、そうなってしまったのでしょう?
多くあるパターンとしては・・・

  1. 呼吸が浅い
  2. 長時間のデスクワークによる偏った姿勢
  3. スマホ首
    などなどです。

ほかにも深掘りしていくといろいろ見つかってくると思いますが、普段の生活や仕事のクセが多いに関わってくるのがわかります。

まとめ

このように、ポージングは意識での改善というのは、ほんの僅かで、根本から改善を試みようとして深掘りすると普段の日常生活からの改善が必要になってきそうです。

いかに早い段階でそれに気がつけるかどうか。

そして、エラーのある骨の配置・筋肉・神経伝達の改善へのアプローチをいち早く始めることが、ポージング上達への一見遠いようで最短ルートと言えるでしょう。

それを直せるのは、ご自身の日々の小さな努力です。それを気づいていただき、改善するお手伝いをさせていただきます。

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